「奥様は魔女」とコーヒーケーキ - penのお菓子日記

「奥様は魔女」とコーヒーケーキ

今はまったくテレビを見ない私ですが、子どものころは人並みに見ていました。一番好きだったドラマがアメリカの「奥様は魔女」。もちろん吹き替えを見ていましたが、ストーリーだけでなく、画面に出てくる風物がおもしろくて、強い印象に残っています。

主人公の魔女サマンサは今で言う専業主婦なので台所で料理をしたり、ご主人の取引先の人を自宅でもてなすシーンが多くお菓子もたくさん登場します。

第1シーズンの第4話 Mother Meeets What's His Name (ままならぬママの魔女)、アメリカでは1964年10月4日のオンエアのエピソードに出てくるのがコーヒーケーキ(coffee cake)です。

アップルコーヒーケーキ
これは私が焼いたアップルコーヒーケーキ

引っ越してきたばかりのサマンサのところに、そのコミュニティーの婦人会の代表3人が歓迎の意味をこめて手土産にこのケーキを持ってやってきます。

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ケーキは、持ち手がついた、ピンクの専用のケース(オリジナルの放送は白黒でしたが)に入っていました。見たところ、手作りのケーキです。

このコーヒーケーキ、アメリカのお菓子のレシピ本や、レシピサイト、映画やドラマを見ていると出てきます。昔は、コーヒー風味のケーキかと思っていたのですが、必ずしもそうではなく、これはおやつや休憩の時間(coffee break)に楽しむケーキです。

日本語で言うとお茶菓子と同じような成り立ちの言葉。お茶菓子にも別にお茶が入っているわけではないですね。

ついでに書くとコーヒーテーブル(coffee table)というものもあり、これは居間などのソファーの前に置いてある高さのないテーブルで、この上に飲み物や雑誌をのせます。

コーヒーケーキはたいていシンプルな焼きっぱなしのもので、こったデコレーションもされていません。オフィスなどでは、それこそ立ったままコーヒーを飲みながらつまめるようなものが紙皿の上にのっていることもあります。

前述の「奥様は魔女」ではケーキをもらったサマンサが「みんなで食べましょう」と3人のご婦人を誘います。ご婦人たちは「私達は台所でいいから」と言い、サマンサの台所にやってきて、調度や食器のチェックに入ります。

引っ越してきたばかりのサマンサは食器もナプキンも揃えていません。ちょっと見栄をはって、魔法でどんどんすごい食器やカトラリーを出しご婦人方を驚かせます。

近所の奥様が、歓迎するための訪問で、実は新しく街にやってきた人の暮らしぶりをチェックしているのがおもしろいシーンです。

このドラマにはもうひとつお菓子が台詞に出てきます。グラディスさん(サマンサの隣人で、サマンサをあやしいと思っている唯一の人)が everything was normal as blueberry pie と言うイディオムを使います。

「ブルーベリーパイのように普通」とは、人並みだ、平凡だ、特に変わったこともない、という意味です。いかにブルーベリーパイがアメリカで普通に食されるお菓子かよくわかる表現で、これまた興味深いと思った次第です。

YouTubeで見られます。


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2013-02-02 22:06 | Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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