本|Chocolate Chip Cookie Murder:Joanne Fluke レビュー - penのお菓子日記

本|Chocolate Chip Cookie Murder:Joanne Fluke レビュー

2010年に出たやや古い本なのですが、お菓子がたくさん出てくるアメリカのコージーミステリの第一作目です。

チョコレートチップクッキーマーダー


一作目がヒットして、以後、シリーズでお菓子の名前がタイトルになった本が続々と発売され、現在16作目まで出ています。

私は子どものころから推理小説が好きでした。一番最初に読んだのはたぶん怪盗アルセーヌ・ルパンのシリーズ。小さいころ、少し年の離れたいとこのお下がりの本をよくいただいておりその中にありました。

現在ルパンというと軽妙なルパン三世のほうが知名度が高い気がしますが、アルセーヌのものは、けっこう怖いお話もありました。生首がテーブルにのっている挿絵など今でも覚えています。

ルパンの洗礼を受けたあとは、シャーロック・ホームズ、江戸川乱歩、アガサ・クリスティ、エラリー・クイーンと読んでいきました。

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当時は本格ものと呼ばれる推理小説が流行っていましたので、そういったものの中で有名どころはハヤカワ・ミステリ文庫でかなり読んだと思います。

しかし、今はもう謎解きのための謎解きはあまり読みたくないし、血なまぐさいのやどろどろしているのも気が進まない。というわけで、ちょっとコージーミステリにこっています。

この本の主人公、ハンナは本職がベーカーリーのオーナーでクッキーの作り手、そして副業(?)が素人探偵。

ミネソタのレイク・エデンという街が舞台です。その街の住人はみんなハンナの店に来ているような小さな所。ハンナは30歳前後で独身。猫といっしょに一人と一匹暮らし。大柄で、頭はいいけど、見た目はさえない。恋人なし。結婚に興味なし。ありきたりな設定です。

母親はハンナを早く嫁にやりたいのですごくせっつきます。妹のアンドレアはハンナと違ってきゃしゃな美人で、街の保安官助手と結婚しています。

ある日ハンナが自分の店の裏で死体を発見。あたりには自慢のチョコレートチップクッキーが散乱。

彼女が妹とある家にしのびこむシーンはどきどきしましたが、終盤のクライマックスはそれほどでもなくてあっけない幕切れです。

ミステリとしては物足りないのですが、細かく書いてある主人公の日常生活の描写を楽しみます。早朝、店に出勤してクッキーだねを仕込む様子はお菓子を作る人には興味深いものでしょう。

主人公のクッキー作りに関するこだわりは
1.(ショートニングではなく)バターを使う。
2. 器械を使わず手でまぜる。

1はともかく2は量を作るときは大変だと思います。

お話のところどころにレシピがのっていますが、バターと砂糖の量が多いので、こちらのほうが殺人的です。

私の持っている本はくまのクッキージャーの絵がついた表紙がとてもかわいく、一見童話に見えなくもない。読んでいると小さな子どもが興味を示します。

翻訳されています。
表紙の絵がなんでリスなのか?
ミネソタにいるとは思いますが。
リンク先は翻訳を出している出版社です。
チョコチップ・クッキーは見ていた<お菓子探偵ハンナ・シリーズ> | ヴィレッジブックス




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2013-02-04 22:15 | Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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