母のロッククッキー - penのお菓子日記

母のロッククッキー

今年80歳になる私の母は名古屋で一人暮らしをしています。幸いまだ元気で、一人で何でもやっています。弟の家族が徒歩10分以内のところに住んでいるのですが、2010年に里帰りしたときは「まだ一緒に住みたくない」と言っていました。

父が亡くなったとき母は40歳でした。以来家長としてずっと一人でやって来たので、息子の家族とはいえ、今さら他人と同居するのはいろいろ気詰まりなのかもしれません。

私は母とはメールで連絡をとっています。10年ぐらい前、皆が携帯電話を持ちだしたとき、弟の案で母も携帯を所持しました。弟の娘に使い方を教わり、何度か失敗を重ねたあげく、なんとか私にメールを送ってくることができるようになりました。

今思うと、あのときパソコンを覚えておけば、もっと母の世界がひろがったと思います。しかし、当時は誰もインターネットがこんなふうに発展すると想像していなかったことでしょう。

母は携帯電話でメールの受送信はできますが、ネットを見ることはできません。また、パソコンを持っていないので、撮影した写真は電話のメモリにたまりっぱなしです。

これまで二度か三度、携帯電話を替えているのですが、そのたびに撮影した写真は電話本体とともに闇に葬られました。

たまに母が自分で撮影した写真で現像したいものがあるときは、メールに添付して私に送ってくるので、私が楽天写真館に注文して実家に届くように手配しています。

写真を撮りっぱなしでは残念なので、なるべく私にメールしてもらい、私が保存するようにしていますが、あんまり送ってきません。

先日、ロッククッキーを焼いたと言ってメールを送ってきました。

ロッククッキー
母が自分で撮影した写真。
お皿は大昔、私が買って使っていたものです。私が作ったお菓子の写真をたまに母に送っているので、その影響を受けて、こんなスタイリングをしているのです。


このクッキーは私が子どもの頃、母がよく焼いていたものです。クッキーといえば、これしか焼いていなかったともいえます。

たぶん、パン教室で習ったのだと思いますが、アメリカンなタイプのドロップクッキーでレーズンが入っています。岩のようにゴツゴツしているのでロック(rock)クッキーという名前です。焼きたては本当においしくてどんどん食べてしまう危険なクッキーです。

でも、母は作っても、自分ではあんまり食べません。どなたかにクッキーをおすそわけしているのでしょうか。

母は私に似て(というか、私が母に似たのでしょうが)、あんまり日常のこまごましたことを人に話すほうではないので、母の最近の交友関係などを私は知りません。

3年前、里帰りしたときはカラオケ教室に行っており、けっこう忙しそうだったので、その教室の先生や友だちにクッキーをおすそわけしているかもしれません。

母がクッキーを一人で焼いて、一人で食べているとしたら、私は本当に親不孝なことをしています。


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2013-02-11 22:05 | Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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